第1局
去年は森内王将に苦杯を舐めた羽生。一時は不調説も噂されたが、完全に復調したようだ。
そんな羽生二冠(王位王座)のリターンマッチを受けて立つ森内王将は、対照的に飛ぶ鳥を落とす勢いはなくなったか。竜王戦で失冠し、先日も棋王戦の挑決では羽生に破れている。
さて第1局は相振り飛車になった。相振りも最近は随分様変わりした。序盤の研究が進んで多少リスクが大きくても積極的に作戦勝ちを目指すようになってきた。無難でリスクの少ない金無双がなくなったのはその象徴だろう。
下図は駒組みがほぼ頂点に近付いた局面。本局もはやり金無双にはならず、先手は美濃、後手は矢倉指向だ。
6筋の位を取った森内は腰掛け銀にはしないで5筋の歩も伸ばして6五歩5五歩5六銀の好形を得た。天王山の位がすばらしく先手作戦勝ちだろう。
後手:羽生善治二冠
後手の持駒:歩
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・ ・ ・v桂v香|一
| ・ ・v金v玉v金 ・ ・ ・ ・|二
|v歩v歩v銀v歩v歩v銀v角 ・ ・|三
| ・ ・v歩 ・ ・v歩 ・v飛v歩|四
| 歩 ・ ・ 歩 歩 ・v歩 ・ ・|五
| ・ 歩 歩 ・ 銀 歩 ・ ・ ・|六
| ・ ・ 角 ・ ・ 金 歩 歩 歩|七
| ・ 飛 ・ ・ ・ ・ 銀 ・ ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・ 金 玉 桂 香|九
+---------------------------+
先手:森内俊之王将
先手の持駒:なし
【手数=41 ▲5六銀 まで】
ここから△3四銀▲6八飛△1五歩▲9七桂△2五銀▲8五桂と進んだ。
▲9七桂〜▲8五桂も8筋8六歩止めを生かした構想通りの展開と思われますます先手が良さそうに感じた。
羽生もやや不利と感じたのか美濃の急所である端から銀損の攻めを敢行して下図。歩切れのため端は受からない。
後手:羽生善治二冠
後手の持駒:歩三
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂v玉 ・ ・ ・ ・v桂 ・|一
| ・ ・v金v金 ・ ・ ・ ・ ・|二
|v歩v歩 ・v歩v歩 ・v角 ・ ・|三
| ・v銀v歩 ・ ・v歩 ・ ・v飛|四
| 歩 桂 ・ 歩 歩 ・v歩 ・v香|五
| ・ 歩 歩 角 銀 歩 ・ ・ ・|六
| 香 ・ ・ ・ ・ 金 歩 歩 ・|七
| ・ ・ ・ 飛 ・ ・ 銀 玉 ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ 金 ・ 桂 ・|九
+---------------------------+
先手:森内俊之王将
先手の持駒:銀 香
【手数=64 △1四飛 まで】
ここから▲6四歩△同 歩▲7五歩と進んだ。
森内の選択は攻め合い。▲3六歩と玉形を広げつつ手を渡すのも有力だったようだが、本譜も自信のある展開だろう。
やはり銀得は大きい。左辺も広く5七辺りに遁走すれば先手玉を捕まえるのは容易ではない。▲6四歩も▲7五歩も手筋だ。
先手に分がありそうな攻め合いが続いていよいよ▲4三銀と挟撃体勢を取って寄せ形を目指した局面。
後手:羽生善治二冠
後手の持駒:桂 香 歩二
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・v玉 ・ ・ ・v桂 ・|一
| ・ ・ ・v金 ・ ・ ・ ・ ・|二
|v歩v歩 歩v金v歩 銀v角 ・ ・|三
| ・ ・ ・v歩 ・v歩 ・ ・v飛|四
| 歩 桂v歩 ・ 歩 ・v歩 ・ ・|五
| ・ 歩v桂 角 銀 歩 ・ ・ ・|六
| 香 ・ 飛 ・ ・ 金 歩 歩 ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ 玉 銀 ・v杏|八
| ・ ・ ・ ・ ・ 金 ・vと ・|九
+---------------------------+
先手:森内俊之王将
先手の持駒:銀 歩
【手数=89 ▲4三銀打 まで】
ここから△7一香▲7六飛△5一桂!▲3二銀成△7六歩▲7五桂△9八飛▲5八金と進んだ。
いよいよ飛車を切ったが、飛車を取らず△5一桂が執念を感じる受け。すわ羽生マジックか。▲3二銀成と銀をそっぽに行かせたのは大きい。
桂香といった金駒ではない小駒のみで寄せを受け切ってしまった。
△5一桂も凄い手だが△9八飛が羽生らしい妖しい手で羽生マジックに相応しい。下図からの展開を見てそう思った。▲4三角の王手に△5二銀と受けた局面だ。
後手:羽生善治二冠
後手の持駒:銀 桂 歩二
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・v香v玉 ・ ・ ・ ・ ・|一
| ・ ・ ・v金v銀 ・ ・ ・ ・|二
|v歩v歩 歩v桂v歩 角v桂 ・ ・|三
| ・ ・ ・v歩 ・v歩 ・ ・v飛|四
| 歩 桂 ・ ・ 歩 ・v歩 ・ ・|五
| ・ 歩v歩 角 銀 歩 ・ ・ ・|六
| 香 ・ ・ ・ 玉 金 歩 歩 ・|七
|v飛 ・ ・ ・ 金 ・v杏 ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・vと ・|九
+---------------------------+
先手:森内俊之王将
先手の持駒:金 銀 歩
【手数=106 △5二銀打 まで】
▲7六角成△9七飛成▲6七歩△7四香▲3二馬△7七銀と進んだ。
▲7六角成で飛車取り。さらに△7四香に▲3二馬と入った手がまたまた飛車取り。一見先手の調子が良さそうだが△7四香〜△7七銀が厳しく形勢は後手勝勢に変わってしまった。
先の△9八飛自体はやや違和感のある手だ。飛を打つなら6八が先に思い浮かぶし、先手には▲8八銀と耐える選択肢もあるからだ。
しかしこの手が本譜の順を誘発したと思えてならないが如何だろうか。
124手で羽生の勝ち。強い羽生が帰ってきた。
#一言日記:AppleがMac mini iPod suffleを発表した。ほっ欲しい!価格帯が貧乏人の筆者にもヒットゾーンなのだ。
[2005/01/15 01:30]
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第2局
第2局は後手の森内王将が飛車を振った。森内にしては珍しく三間飛車の採用だ。
中田流の布陣で居飛穴を牽制しつつの駒組だったがそれでも先手羽生二冠は居飛穴を目指した。今▲8八銀とハッチを閉めたところ。
後手:森内俊之王将
後手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・v銀v金 ・ ・ ・v桂v香|一
| ・ ・ ・v玉v金 ・v飛 ・ ・|二
|v歩v歩v桂 ・v銀 ・v角v歩v歩|三
| ・ ・v歩v歩v歩v歩v歩 ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩 ・|五
| ・ ・ 歩 ・ 歩 ・ ・ ・ ・|六
| 歩 歩 角 歩 銀 歩 歩 ・ 歩|七
| 香 銀 ・ ・ ・ ・ ・ 飛 ・|八
| 玉 桂 ・ 金 ・ 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:羽生善治二冠
先手の持駒:なし
【手数=25 ▲8八銀 まで】
ここから△9四歩▲6八角△6五歩▲3六歩△9五歩▲7八金△7二玉▲4六銀と進んだ。
ここで△6五桂は▲9五角(王手)があるので無効。そこで本譜の駒組だが△7二玉の形が中途半端なのが気になるところだ。
▲4六銀では並みの居飛穴党ならば▲5九金とでもするところではないだろうか。羽生らしく臨機応変で機敏な手だが△7二玉に反応した結果かもしれない。
いつでも▲3五歩の開戦があるこの局面は先手が主導権を握ったと言える。
中盤戦。やはり▲3五歩から先攻した先手が好調に攻めるのに対し後手は防戦一方になってきた。
完全にペースを握ったと思われたところで、後手が△5三歩と手裏剣を放ったのが下図。▲同角は△3三角とされた時の対応が難しい。見かけ程先手が良い訳ではないか?
後手:森内俊之王将
後手の持駒:歩二
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・v銀v金v角 ・ ・v桂v香|一
| ・ ・v玉v銀v金 ・ ・ ・ ・|二
| ・v歩v桂 ・ ・ ・ ・ ・v歩|三
| ・ ・v歩 ・ 歩 ・v飛v歩 ・|四
|v歩 ・ ・v歩 銀 ・v歩 ・ ・|五
| ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| 歩 歩 ・ 歩v歩 歩 ・ ・ 歩|七
| 香 銀 金 角 ・ ・ ・ 飛 ・|八
| 玉 桂 ・ ・ ・ 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:羽生善治二冠
先手の持駒:歩
【手数=48 △5七歩打 まで】
ここから▲2六飛△3六歩▲5七角△3七歩成▲3五歩△4七と▲6八角△3二飛▲7五歩が本譜の順。
後手は4七にと金を作ることに成功する。△4七とに一旦▲6八角逃げ、後手も△3二飛とと金得に満足して△3二飛と一旦鉾先を納めた。
しかし、ここで▲7五歩がと金以上に厳しい手だった。7二玉の位置が悪すぎるのだ。
この後も居飛穴らしく攻めを続けた羽生二冠が89手で本局を制した。
それにしても居飛穴は遠い。4七のと金よりも7五歩の方が玉に近いのだから。
個人的に森内将棋は真髄は受けだと思っている。振り飛車は向いていると思うので、これからも振り飛車を使って欲しい。
#一言日記:長年楽しませて頂いた@nifty:将棋&チェスフォーラムが閉鎖になるという。まさに晴天の霹靂だ。
[2005/01/21 00:45]
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第3局
第3局も相振りになった。本局で負けると森内王将は角番に追い込まれる。そのことを考えると相振りはちょっと意外な感じがする。裏返せば後手番での選択肢に苦労しているということかも知れない。
本局は先手が矢倉指向で3筋の歩が焦点になっている。後手が△3六歩と打って▲2六銀とかわす形になったが、△3六歩が決断を要する手だ。後に取り切れば先手の完封勝ちが見込めるが、手を作ってしまえば後手ペースになる。
さすがに3六の歩は簡単には取られる展開にはならず、後手は7筋からも動く気配を見せ牽制している。
下図は1日目終了の局面。色々と揺さぶられて先手陣はばらばらだ。既に3六歩を取り切って完封勝ちを目指す将棋ではなくなっている感じがするが、いぜんとして3六歩は後手の負担になっている。このような将棋をまとめきるのも森内将棋の真骨頂のハズなのだが...。
後手:羽生善治二冠
後手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂v玉v金 ・ ・ ・v桂v香|一
| ・ ・v銀 ・ ・ ・v飛v角 ・|二
|v歩v歩v歩v金 ・v歩 ・v歩v歩|三
| ・ ・ ・v歩v歩v銀 ・ ・ ・|四
| ・ 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ 銀 歩 ・ 歩v歩 銀 ・|六
| 歩 ・ 角 ・ 歩 金 ・ 歩 歩|七
| ・ 飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| 香 桂 ・ ・ 玉 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:森内俊之王将
先手の持駒:歩
【手数=32 △4四銀 まで】
ここから▲2五銀△5五銀▲6七銀△7四歩▲5六歩△3七歩成▲同 金△4四銀と進んだ。
▲2五銀が封じ手。▲2五銀は指したい手だがさすがに欲張った手でないと思っていたので意外だった。これに対し△3五銀なら▲3四歩で難しいが△5五銀と中央に行ったのが好判断。
やむを得ない▲6七銀に△7四歩も好手で、これはすでに先手が描いてた進行ではないだろう。
さらに△3七歩成▲同金(▲同桂は△4六銀)に△同飛成と決戦になるかと思いきや△4四銀と手を戻したのも羽生らしい曲線的な手。歩は損してもすでに先手陣はバラバラでまとめきれないと見ている。
戻って▲2五銀は▲3八金辺りが相場でまだまだ難しい将棋と思うのだが。
仮に▲3八金が利かないとなると、矢倉を阻止するために▲7五歩▲7六銀と7筋で頑張った上に3筋で優位に立とういう構想自体がやや無理だったということになる。
以降先手玉は居玉のまま移動することなく、72手で羽生の勝ち。3連勝で王将位奪取まであと1勝になった。
#一言日記:28日は年休を取って家族サービスでディズニーランドに行ってきた。思ったより暖かく、ほどよく空いていたので良かった。
[2005/01/30 00:20]
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第4局
森内王将にとって土俵際の本局だが、森内は四間飛車を採用した。森内の振り飛車は見てみたいし、合っているとも思うが、土壇場の本局を四間飛車に託したのは少々意外だった。
さて本局の進行だが相穴熊になった。振り飛車は玉側の位を取っている。穴熊における端歩は位と見るかどうかは見解の分かれるところだが、咎める意味で詰められた端歩を反撃する手法は作戦としては考えられる。
森内の四間飛車にも驚いたが、さらに驚いたのが本局の進行が「島ノート」p387と同様の進行になったことだ。
後手:森内俊之王将
後手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v玉v桂v銀v金 ・ ・ ・v桂v香|一
|v香 ・ ・ ・v金v飛 ・ ・ ・|二
| ・v歩v歩v歩v歩 ・v角v歩v歩|三
| ・ ・ ・ ・v銀 ・v歩 ・ ・|四
|v歩 ・ ・ ・ ・v歩 ・ 歩 ・|五
| ・ ・ 歩 歩 歩 ・ 歩 ・ ・|六
| 歩 歩 角 ・ 銀 歩 ・ ・ 歩|七
| 香 銀 ・ ・ 金 ・ ・ 飛 ・|八
| 玉 桂 ・ 金 ・ ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:羽生善治二冠
先手の持駒:なし
【手数=32 △4五歩 まで】
ここから「島ノート」と同様に▲6五歩△7七角成▲同 桂△2二飛▲6六角△3三角▲同角成△同 桂▲6六角△4二金▲5五歩△4三銀▲5六銀と進んだ。
角交換の強要に▲同桂と取るの壮大な構想の第一歩。▲6六角から中央を厚くしたが真の狙いは少し進んだ下図を見れば一目瞭然、9筋逆襲だ。
下図は「島ノート」とほとんど同様の局面。違うのは「島ノート」は△7四歩となっている手が、本局は5筋の歩交換に費やされているところだけだ。
後手:森内俊之王将
後手の持駒:角 歩
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v玉v桂 ・ ・ ・ ・ ・v飛v香|一
|v香v銀v金 ・ ・v金 ・ ・ ・|二
| ・v歩v歩v歩 ・v銀v桂v歩v歩|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・ ・|四
|v歩 ・ ・ 歩 歩v歩 ・ 歩 ・|五
| ・ 歩 歩 角 銀 ・ 歩 ・ ・|六
| 歩 銀 桂 金 ・ 歩 ・ ・ 歩|七
| 香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 飛 ・|八
| 玉 ・ ・ 金 ・ ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:羽生善治二冠
先手の持駒:なし
【手数=56 △7二金 まで】
▲7八金△5八歩▲同 飛△2七角▲5九飛と進んだ。
「島ノート」ではこのタイミングで▲9六歩から端を逆襲して居飛穴の快勝。確かに▲9六歩も有力だが▲7八金の方が自然か。
△5八歩は手筋の手裏剣だが、この場合は疑問手だろう。先手はただでさえ下段飛車から9九への地下鉄飛車を狙っているのだからお手伝いになってしまう可能性が高い。
下図は先手が地下鉄飛車を実現している。先手が端を詰め替えされる間に香得を果たしてまだまだ後手もがんばれそうだが。
後手:森内俊之王将
後手の持駒:香 歩
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v玉v桂 ・ ・ ・ ・ ・v飛v香|一
|v香v銀v金 ・ ・v金 ・ ・ ・|二
|v歩v歩v歩v歩 ・v銀v桂v歩v歩|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・ ・|四
| 歩 桂 ・ 歩 歩 ・ ・ 歩 ・|五
| ・ 歩 歩 角 銀 ・v馬 ・ ・|六
| ・ 銀 ・ 金 ・ ・ ・ ・ 歩|七
| 香 玉 金 ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| 飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 桂 ・|九
+---------------------------+
先手:羽生善治二冠
先手の持駒:歩三
【手数=74 △3六馬 まで】
しかしなんと▲9四歩からの巧みな端攻めで後手陣は簡単に落城してしまった。
居飛穴警戒で玉側の端を詰めてからおもむろに相穴熊する戦略は、この端歩を位として考える訳だが、本局の様に位を逆用されることをしばしば見かける。
端歩を詰めることが果たしてアドバンテージになるのか考えさせられる一局となった。
タイトル戦には珍しく昼時(12時13分)に森内が投了。85手で羽生が勝って三冠(王位王座+王将)に返り咲いた。
森内は完全に失速してしまった感じだ。タイトルは防御してはじめて真のタイトルホルダーと呼ぶのに相応しいという考えがある。この一年で奪取よりも防衛の方が難しいことを肌身で感じたことだろう。奮起を期待したい。
#一言日記:三連休の初日は完全に「寝」で終わってしまった。今週は仕事で無理をしたのだが回復が遅いのに年を感じる。
[2005/02/11 23:40]
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