▲５七角成△同玉▲４六銀
この将棋、土山はいつもの四間飛車だが、３二銀、４三金という形で戦った一局。陣形選択の動機は不純でみょーみょーさんの研究を避ける意が強かった。
案の定というべきか研究を外したのは良いが相当力の必要な力戦型を指しこなせずに苦戦になった。研究を避けるという姑息なことは考えてはいけないですね。美濃の端から破られ左辺にとん走。図は後手が決めに出た局面だが意外な落とし穴があった。
実は数手前から後手玉は詰めろになっていて（後手陣は６七金５六銀の形で▲５五桂と打った手が詰めろ。▲６七桂成△同銀で図の局面を迎えた）、これで頓死だ。
３手目の▲６四銀を発見できるかがポイント。▲４六銀に△同歩は▲同馬で簡単なので実戦は▲６八玉と落ちたが、△５七金▲７七玉△６七金まで、みょーみょーさんにはちょっと申し訳ない幕切れとなった。
