実戦が題材の次の一手です。実際に現れた手を次の一手という形式を借りて紹介するというものです。当然、物理的・論理的に最善手ではないケースもあります。
 尚、後手番の問題には<後手番>と記載しますが、盤面は反転してません。

 最近更新分は
こちら。[2003/01/05]

問1 島朗八段との指導対局

第1問は島朗八段(当時1992年は七段)との指導対局から。その頃、会社の将棋部では期に数回プロ棋士との指導対局が開催されていた。角落ち(多面指し)の終盤戦からの出題。
[2001/08/20出題]
anser
問2 「不思議だ…」と呟かれた

1992年秋の職団戦から。当時、会社の将棋部は職団戦に2チーム出場していた。いつもは2軍チームで参加するが、この日は1軍チームで出場した。
当時よく指していた中飛車に後手は3八(7二)飛車戦法。8筋の歩は突き越さず8四で保留しているのが趣向だ。どう指しても一局だとは思うが、次の一手は印象に残っている。
[2001/08/20出題]
anser
問3 30手目の敗着

次の一手らしい問題。▲5五角に対し△3二飛としたところだが、これは悪手。次の一手で将棋は終わった。
<後手番>
[2001/08/20出題]
anser
問4 流行りの玉形

久方ぶりに次一を追加しました。
図は▲5八飛と5三飛成の強襲を見せたのに対し、△3五歩と角道を遮断してきた。一連の流れからこう指したいところ。
[2002/02/11出題]
anser
問5 変わらないこと

本局は振り飛車ではなく雁木。振り飛車専門だが雁木も行き掛り上や気分転換で指すことがある。
図は△5五歩▲同歩△同銀▲5四歩と5筋の歩交換が行われたところ。素直に銀を引くのでは面白くない、と言ってしまえば簡単すぎか。
<後手番>
[2002/02/11出題]
anser
問6 殴られる前に

四間飛車対右四間で互いに穴熊に囲った将棋。もう少し駒組が続きそうな局面だが、この形ならこう指したい。
[2002/02/11出題]
anser
問7 とん死で拾わせてもらった1局

第18期NIFTY B級順位戦の対みょーみょーさん戦から。自玉は美濃からすたこらさっさを逃げて来たがついに御用寸前。ということは攻めるよりない。3手目がポイントなので3手1組の問題とします。
<後手番>
[2003/01/05出題]
anser
問8 終盤の踏み込み

第20期NIFTY S級順位戦の対あさたろうさん戦から。ノーヒント。
[2003/01/05出題]
anser
問9 所詮苦し紛れの手だった

第24期NIFTY C級順位戦の対GreenTeaさん戦から。△7四歩はやや苦しいと思っていたので局面を複雑にしようという意図があったが、この手に悪手の烙印を押す手筋の一着があった。
[2003/01/05出題]
anser

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